霧ヶ峰ブログ
黄色い羽の落し物
センター
積雪
野鳥
3月に入ってもまだ山では雪が降ります。この時期は南岸低気圧の影響で湿った重い雪が多いのですが、長野県では「上雪(かみゆき)」と言ったりもします。
雪が減ってきたと思えば、先日はまた雪が積り車山肩周辺はまだ冬山です。


でも最近は3月下旬~4月上旬に暖かくなり一気に溶けてしまうことも。この景色ももうそろそろ見納めかもしれません。
今日は平日ですが車山肩には車が20台くらい停まっていました。

駐車場の地面は雪でかなりボコボコなので、タイヤがはまらないよう気を付けてください。
下の写真はセンター裏の駐車場(駐車場は職員やボランティアが停めるスペース分しかありません)。

はっきりと動物の足跡が残っていました。
左はキツネ、右はタヌキです。こうしてみると違いがはっきり分かります。


キツネは細長く、足を擦った跡も残っています。タヌキは横長でまん丸い形。2つ横並びですね。まん丸で可愛いです。どこに続いているのかと少し追いかけてみたら林の中に続いていました。斜面にはノウサギのものもあって、どこにいるのかなぁ、と林の中を眺めてみましたがそう簡単には姿を見せてくれません。
立ち止まってみると辺りは静かで音がしない…、というか静かな音がする感じ…。
変な表現ですが、もしかしたら生きものの気配を感じたのでそう思ったのかもしれません。

霧ヶ峰自然保護センターは来年度も4月15日から開館予定です。
長い冬もあっという間、でも開館前に雪が降ることもあるのでまだ雪景色は続くかもしれません。
ちなみに昼間の気温は2℃で日差しが少し暑いくらいでしたが、館内に入ったら冷蔵庫の中にいるようでした。
温度計が指していた気温は-6℃。
「中の方がこんなに寒いんかいっ」と思わず突っ込みたくなる寒さでした…。
最後に。
この冬は、キレンジャクやヒレンジャクを全く見かけず、ハギマシコもあまり見られませんでした。でも雪の上にこんな羽が…。

黄色が綺麗!!
カワラヒワの尾羽でした。
カワラヒワ自体は諏訪の街でもよく見かけますが、改めて見ると黄色が鮮やかです。
羽自体は鳥インフルエンザなどが懸念されるので手で触れない方が良いのですが、思わず見入ってしまいました。

羽を見つけるなんてスピリチュアル的に意味がありそうですが、実際に何の鳥かを調べると面白いですよ。
鳥の美しさに改めて気付くと思います。
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