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車山~蝶々深山スノーハイク

2025.02.22

昨日、霧ヶ峰をスノーシューで歩いてきました。
コースは、車山肩~車山~車山乗越~蝶々深山~物見岩手前の分岐~車山肩です。駐車場は平日のため駐車台数が少なかったです。

〈車山肩駐車場。雪が積っている場所はスタックすることがあるので注意してください〉

ブログを書いている今日は連休初日だったため、午前中に満車に近い状態でした。

<車山山頂へ向けて出発>
<登山道は雪で覆われて杭が見えない位です>

積雪は約60~70㎝。登山道は圧雪で、踏み固められたところ以外もクラスト状態で硬かったです。最近はあまり雪が降らず気温が低かったので硬い雪面になっていました。

<車山神社の鳥居>

山頂の鳥居も雪で埋まっていました。

<車山山頂から南の耳方面を望む>

一面が真っ白で吸い込まれそうな景色です。
山頂から車山乗越を経由して車山湿原へ向かうコースは、通常は階段の道を通りますが雪で埋まっているのと降雪によって雪面の状況が変わります。また、スキー場のコースを一部通るため、様子を見ながらコースを選んでください。

車山湿原の近くで面白いものを見つけました。

<パリンと割れています>

なんだと思いますか?

<一直線に足跡が続いています>

キツネの足跡でした。よく見ると登山道の色々な場所でキツネやウサギの足跡を見かけます。雪で覆われた霧ヶ峰の広い大地をくまなく歩いていてビックリします。登山道を歩いていることもよくあります。こんなに広い霧ヶ峰、滅多に出会えないであろう獲物(ウサギ)を追い求めてくまなく歩き続けているのでしょうか。

<車山湿原に続いていた足跡 >

さらに蝶々深山へと登ってみました。遊歩道の杭がほとんど見えない位雪に覆われていて、夏はごつごつとした岩も今は雪の下です。冬の方が歩きやすいです。

山頂から八島ヶ原湿原方面への道の様子を見てみましたが、トレース(踏み跡)がほとんどありませんでした。この日は雪面が全体的に硬かったのでスノーシューが無くても歩けそうでしたが、ひとたび雪が積るとトレースが消えてラッセルしなければいけないので、スノーシューか「わかん」があった方が良い場合もあります。

<トレースがほとんど付いていなかったです>
<八島ヶ原湿原方面と沢渡、蝶々深山との分岐>

鞍部まで来ると一面の雪原。何度も歩いたことのある道ですが、どこにいるのか一瞬分からなくなりました。設置されている道標の表記が分かりにくいのですが、八島ヶ原湿原方面へ行く方は写真に写っている木を目印に進んでください。

2月が積雪のピークになる霧ヶ峰。雪を楽しむのには今が良い季節です。
万全な装備で楽しんで下さい。

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