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木々が色づいてきました

2024.10.21

昨日から今朝までの最低気温は-1.5℃。今シーズン初めて氷点下を記録しました。
最近は暖かい日が多かったので、急激な気温の変化に体が追いつきません。センターではストーブをしっかり焚いています。

冷え込みで木々の色づきが進んできました。沢渡付近では辺り一面のススキと、ミズナラの黄葉が綺麗です。

ススキと紅葉
〈旧御射山から沢渡方面へ向かう道〉

センター前の園地では、カエデの仲間であるオオイタヤメイゲツが紅葉してきました。霧ヶ峰は草原が大半を占めるので広葉樹自体はそう多くはありませんが、この木は大きいので遠くからでも目立ちます。

オオイタヤメイゲツの紅葉
<オオイタヤメイゲツ>
オオイタヤメイゲツの木
<この木は遊歩道の外にあるので、これ以上近くには寄れません>

夕暮れ時になると、空の色合いや影の長さなどに、近づきつつある冬を感じます。

オレンジ色に染まるススキ
<夕暮れ時のススキ>

花が咲いている植物はだいぶ少なくなっていますが、ドライフラワーがあちらにもこちらにも。綿毛になると同じような色合いになるので、違いが分かりづらいかもしれませんが、よく見ると形が異なります。

細長い茎に綿毛が付いている
<アキノキリンソウ>
丸い綿毛がたくさんついている
<ノコンギク>

さて、10月18、19日に霧ヶ峰インタープリター養成講座が行われました。講座は座学とフィールドワークで、フィールドワークではそれぞれプログラムを作成し発表します。

プログラムを作成中
<プログラム作成中>
屋外で植物の話をしている様子
<まずは自分の目で自然を観察することから始めます>

インタープリターは自然解説者とも言われますが、知識を伝えることが目的ではありません。霧ヶ峰インタープリターの大きな目標は、自然から安らぎや安心感を感じてもらうこと。
説明するのが難しいのですが、それぞれの感性を大切にしつつも、知識やバランスの取れた物事の見方も必要だと思います。
でも、一番大切なのは霧ヶ峰や自然が好きでそれを伝えようとすること。
参加者の皆さんにもそれが少し伝わったかな、と思っています。

これから研修が始まりますが、インタープリターはお客様とともに感動を分かち合うことができる、やりがいのあるお仕事です。
これから皆さんと活動できる日を楽しみにしています。

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