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ニッコウキスゲ開花情報【2024年6月29日】

2024.06.29

梅雨なので雨が強く降ったりやんだり、変わりやすい空模様です。昨日は一日雨で植物がうるうる潤っていました。

水滴がついた丸い花の蕾
<カラマツソウの小さな丸い蕾>

植物にとっては雨も霧も成長するのに欠かせませんが、日光も欠かせません。「ニッコウ」と名の付く植物といえば、霧ヶ峰ではもちろんニッコウキスゲです。

花と霧
<押し寄せてくる霧>

ニッコウの由来は栃木県日光から来ていますが、学名は「ゼンテイカ」と言います。ゼンテイカは山地または亜高山帯の草原や、海岸にも自生する植物で、本州中部以北、北海道に分布しています。

一面に群生する様子は圧巻ですが、霧ヶ峰では今、富士見台の群生が見事です。

【ニッコウキスゲ開花状況】
富士見台…4割
八島ヶ原湿原…2~3割
霧ヶ峰自然保護センター園地…3割
車山肩…1割(まだ蕾が多い)

黄色い花の群落となだらかな山
<富士見台・足元はぬかるんでいるので気を付けて>
ニッコウキスゲとイブキトラノオ
<八島ヶ原湿原>
ニッコウキスゲ
<センター前園地>
電気柵の中で咲く花
<車山肩・電気柵の外側から見る形です。柵には近づかないで。>
黄色い花と蕾
<小さな蕾が待機中>

植物はより日当たりの良い場所を求めてどんどん伸びて成長していきます。周りに競争相手がいればなおのこと。空に向かって伸びる先には、もくもくとした積乱雲が発達して雲が近くに感じます。夏はもうすぐそこまでやってきています。

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