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レンゲツツジ開花情報【2024年6月10日】

2024.06.10

霧ヶ峰全体でレンゲツツジの開花が進んでいます。

赤いレンゲツツジの花
<ゴマ石山から車山肩に向かう途中の道沿いのレンゲツツジ>

現在の開花状況です。

白樺湖~車山高原…見頃
踊場湿原…見頃
八島ヶ原湿原…4~5割
霧ヶ峰自然保護センター園地…4~5割
車山肩…咲き始め

その他ビーナスライン沿いは、見頃になっているところもあります。

車を降りて短時間で簡単に行ける場所(車山肩、八島ヶ原湿原、園地など)で、辺り一面たくさん咲いている風景が見られるのは、もう少し先になりそうです。

昨日霧ヶ峰を歩いた際に一番たくさん咲いていたのは、ゴマ石山から車山肩へ向かう道沿いでした。道の両側にたくさんのレンゲツツジが咲いている風景が広がっています。センターからここまではゆっくり歩くと片道約1時間~1時間30分くらいかかります。また、割と急な登り下りも一部あるので、山歩きに慣れている人や時間に余裕のある人にオススメの場所になります。

レンゲツツジがたくさんさく登山道
<ゴマ石山から車山肩に向かう道沿い>
レンゲツツジの群落
<咲き乱れるレンゲツツジ>

そこまで歩くのはちょっと大変…という方は、園地から樹叢(じゅそう)と呼ばれる林を抜け、ゴマ石山への登りの途中も結構たくさんレンゲツツジが咲いているので、咲いているのを見たら戻ってきていただくと、だいたい往復1時間~1時間30分くらいになると思います。

五分咲きのレンゲツツジ
<ゴマ石山への登りの道の途中のレンゲツツジ>

コバイケイソウも車山湿原などで(数えるほどですが…)咲き始めました。

草原に一本だけたたずむコバイケイソウ
<車山湿原のコバイケイソウ>

八島ヶ原湿原周辺では、アヤメスズランなども見られるようになってきました。

鮮やかな紫色のアヤメ
<八島ヶ原湿原のアヤメ>
小さくて白い花が5つほどついたスズラン
<八島ヶ原湿原のスズラン>

昨日は北の耳~男女倉山の辺りを歩いている人は少なかったのですが、とある生き物に2回もとおせんぼされてしまいました。

虫をついばむノビタキ
<エサを集めるのに夢中のノビタキ>
巣の材料を集めるヒガラ
<巣の材料を集めるのに夢中のヒガラ>

そろそろ子育てが始まり、エサの虫や、巣の材料と思われる動物の毛のようなものを必死で集めるあまり、周りが見えなくなってこちらに全く気がついていなかったのかな、と思います。(こちらが手を伸ばせば触れるくらいまで気が付いてくれない…)最初に「とおせんぼ」と書きましたが、前言撤回で、こちらが邪魔してしまいごめんなさい…という気持ちで道を譲ってもらい、無事に先に進むことができました。

このように、タイミングがよければいろいろな生き物の日常を垣間見ることができるかもしれません。機会があればぜひ霧ヶ峰に歩きに来てください。

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